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昭和48年(1973年)

はつさんハーイ!(1月6日〜1月27日放送)

第1回(1月6日北国朝刊より)
今日から27日まで4回にわたり放送する新シリーズ。
山奥から出てきた純朴なお手伝い・はつと、一家のにくまれっ子・勝見との温かい心の交流を通して、美しい人間の心とは何かを描き出すもの。
東京世田谷の上流家庭・加治木家の夫人・梅子(高千穂ひづる)が、山形のもとのはつの家に出した年賀状に、なにげなくお手伝いが欲しいと書いたのをまに受けて、その縁者の娘・はつ(四方正美)が突然上京してきた。
はつは加治木家にたどり着いたものの同家には、いまお手伝いの代わりに、梅子の姪・ひろ子(後藤ルミ)もおり、それほど歓迎されるふうもない。
第3回(1月20日北国朝刊より)
はつ(四方正美)が盗んだと疑いをかけられた梅子(高千穂ひづる)の毛皮のオーバーは、勝見(藤内滋之)が物置の中で子犬のふとんがわりにしていた。真相を告げれば、勝見はどんなにしかられるかわからない。せっぱつまったはつは、そのオーバーをこっそり自分のトランクのそこに隠してしまう。

わんぱく天使(番外・毎週火曜後6:20〜6:45放送)

最終回(3月13日放送 北国朝刊より)
どうしようもない駄犬だと思っていたアバラーの血統がわかり、盲導犬としてすばらしい素質があることがわかったアバラーを盲目の少女にゆずる純平(小早川佳樹)は、男らしく涙を振り払う。
近所に越してきた造船技師の有田さん(藤田康夫)が、かっぱ堂にあいさつにきた。ところが純平は、激しい怒りと悲しみに襲われる。有田さんの娘で盲目のみや子ちゃん(羽藤聖加)にアバラーを譲ってくれと言うのだ。しかし僕は男じゃないかと、純平は涙を振り払ってかわいそうなみや子ちゃんにアバラーを譲ろうと決心した。

コロッケ町のぼく(2月3日〜3月31日放送)

最終回(3月31日北国朝刊より)
町を分断して、空港行きの高速道路を作る計画が突然発表され、コロッケが名物のさいたま屋、一郎(栗田久文)の家、安心食堂の地所など、主な家がみんな引っかかる事になった。
最終回は高速道路計画の発表で動揺する町の大人や子供達が、次第に町への愛着を実らせ、建設反対へと向かう姿を描く。

昭和48年春より少年ドラマシリーズは週一回・土曜日放送から週三回・月〜水放送となる。
それに伴い、番組紹介も減って行くのでご了承願いたい。

昭和48年春〜49年春 午後6時のNHKの番組表

00こどもニュース 05少年ドラマシリーズ 30新八犬伝
45今日の番組から 50天気予報 57お知らせ

00こどもニュース 05少年ドラマシリーズ 30新八犬伝
45今日の番組から 50天気予報 57お知らせ

00こどもニュース 05少年ドラマシリーズ 30新八犬伝
45今日の番組から 50天気予報 57お知らせ

00こどもニュース 05あなたに挑戦 30新八犬伝
45今日の番組から 50天気予報 57お知らせ

00こどもニュース 05レンズはさぐる 30新八犬伝
45今日の番組から 50天気予報 57お知らせ

00こどもニュース 05歌はともだち 45ネットワーク
50番組 54天気

00ステージ101 40ふるさとアルバム 50番組 54天気予報

新八犬伝(人形劇 昭和48年(1973年)4月2日〜昭和50年(1975年)3月28日放送)

第1回(4月2日放送 北国夕刊より)
曲亭馬琴の有名な読本「南総里美八犬伝」を、石山透が現代の目を通して、自由に脚色したもの。語りは坂本九。
物語は奇想天外なストーリーを生かした痛快時代劇で、舞台は千葉県安房の国。里美城主・義実にうらみを持つ怨霊玉梓が、子犬八房にとりつき、この犬が義実の娘・伏姫にかわいがられるようになるくだりから始まる。
5月26日中日朝刊・ひろばより
"日本古来の人形劇"と好評−人形作りに精だす辻村さん−
NHKテレビの連続人形劇「新八犬伝」が始まって約二ヶ月。登場する人形たちの動きや顔つきの異色さが、原作者曲亭馬琴のあやしく独特な世界をかもしだし、子供ばかりでなく、年配者からも「文楽に似た日本古来の人形劇」と評判が良い。製作者の辻村ジュザブローさんは、この反響に「新しい目で見た武者絵の世界を」と夢をふくらませている。
東京・信濃町、国電信濃町駅から歩いて5分、古い木造アパートの二階に彼のアトリエがある。ここで働いているのは、二十歳前後のお弟子さん5人。女性は一人しかいないが、みんな人形作りの夢にとりつかれた若者ばかりだ。
劇中の伏姫はじめ、犬の八房(やつふさ)、里美義実、さらにあの奇怪な怨霊・玉梓(たまずさ)らは、辻村さんの指導で彼らにより次々誕生しているわけ。
人形はどれも布と木を主な素材として作られ、中身は紙の張り子、顔はちりめん張りになっている為、プラスチックの人形とは趣が違う純日本風な落ちついた味が出る。
これまで登場した人形は七十数体だが、物語の展開によっては最終的に千体を越えるという。
原作の「南総里美八犬伝」を読んで人形の顔のイメージをつかむのだそうだが、辻村さんが参考にしているのは、メンコに描かれている武者絵。
「この"新八犬伝"で、新しい目で見た武者絵の世界が出せたらと思います。静止していても何かを表現できるような人形、見るごとに新しいものを発見できるような人形をと心がけているんです」と語る。
清州生まれの39歳。本名は辻村寿三郎。昭和19年、広島県三次に移り、30年に上京。前進座の河原崎国太郎の家にころがり込み、イラストの勉強をした。平面に飽き足らず、人形を作り始めたのは35年頃。NHKの幼児番組「ブーフーウー」で、ぬいぐるみの中に人間が入ることを考え出したのも彼だ。

暁はただ銀色(4月2日〜4月11日放送 再放送7月22日〜7月28日放送)

第1回(7月22日再放送時 北国朝刊より)
宇宙人の美女・リカと、彼女に恋する中学生・ケンを主人公に、地球上で展開される宇宙人同士の戦いが引き起こす混乱と、奇怪な事件の数日を描き出す、SFサスペンス物語。
中学三年生のケン(佐川泰三)のクラスに、リカ(野田テレサ)と名乗る美女が転校してきた。感情の起伏の激しいこの少女は、A星から地球に派遣されてきた、二人の宇宙人の一人なのだ。

気まぐれ指数(4月16日〜4月25日放送)

第1回(4月16日中日朝刊)
推理作家の完全犯罪
完全犯罪をねらう推理作家と素人探偵のかけひきを、軽妙なコメディータッチで描く。
無類のスマートさを売り物にしている新進の青年作家・黒田(丹羽政孝)は、自分の才能を誇示する為、完全犯罪を計画した。彼は、恋人の須美子(角ゆり子)を誘い、松平家宝の仏像をまんまと盗み出した。
一方、松平家の女主人・佐枝子(三好三智子)は、困り果てたすえ、近所の神社の牧野神主(藤村有弘)に相談を持ちかけた。物好きな牧野は、事件解決に一役買う事になったが……。
4月17日 中日朝刊・ひろばより
地元タレントの丹羽政孝が熱演
完全犯罪をねらう怪盗と、名探偵――とくれば、いかにもありふれたドラマ。NHK中部本部が制作、放映中の星新一作「気まぐれ指数」は、そこを少年向きにひとひねりした。
つまり、担当の石井忠制作部副部長によれば「犯罪性より、知的なゲームという面を重視しているのです。なにしろ小中学生が対象ですから…」ということになる。さらに変わっているのは、子供のためのドラマにもかかわらず、登場人物はみんな大人。手法的には、スタジオはまったく使わず、ロケで押し通した。したがって6話のうちには名古屋市内の風景がむやみに出てくる。
こうした中で大張りきりなのは、藤村有弘の名探偵に立ち向かう怪盗役の丹羽政孝。名古屋が地元のこのタレント、「通しで主役をやるのは初めてですから全力投球です」と、どのシーンも熱演また熱演。「むしろその熱っぽさを解きほぐすのに、こっちが苦労するほどです」とスタッフは話していた。ほかに木月ウルフ、角ゆり子が共演。
ところで、NHK中部本部では今年度にこうした少年向きドラマを全部で5本作る。
「気まぐれ−」の後は6月のSFふうのドラマ「あなたの町」近く名古屋市中川区でロケをする予定で、引き続き9月に「探偵令嬢」というお笑い者。11月に佐藤愛子作「マッティと大ちゃん」、来年3月に北杜夫作「ぼくのおじさん」を放映するという。
第4回(4月23日北国朝刊より)
盗まれた松平家の家宝をめぐって、犯人と和製ブラウン神父を気取る牧野(藤村有弘)との間に虚々実々のかけひきが展開される。
盗まれた仏像を取り戻すために倒産会社のニセ株券を使ったところ、帰ってきた仏像もニセモノ。それどころか、問題の仏像そのものが実はニセモノではないかとややこしくなる一方のはなしに、名探偵を気取る牧野は振り回されっぱなし。

空飛べ!キャットウィーズル(5月7日〜5月27日放送)

第1回(5月7日北国朝刊より)
魔法使いキャットウィーズルはある城の地下牢に閉じ込められている。キャットウィーズルはノルマンの番兵をだまして牢を逃げ出し、飛行の術で脱出しようと塔のてっぺんから飛び降りるが、飛行は失敗、堀へまっさかさま…ところが水の中に消えた彼は、不思議な魔法で900年後の現代へ、時の流れを超えて飛んでしまう。
彼が姿をあらわしたのは、くじゃく城と呼ばれる伯爵の邸宅の池。友達のフランシスの部屋には地下に通じる秘密の通路があった。キャットウィーズルは伯爵が書いた飛行術の呪文を発見、その謎を解く。

けんかえれじい(5月28日〜6月6日放送 再放送 翌49年('74年)1月7日〜1月12日放送)

第1回(5月28日中日朝刊)
文学に目覚めて行く少年

戦前の中学校を舞台とした硬派少年ドラマ。鈴木隆の同名小説で、長編の中から中学時代を抜粋、須藤出穂が脚色したもの。6回放送。
物語は日本が軍国主義色を濃くしていった昭和8年から9年を背景に、旧制中学二年の南部麒六が暴力には力を持って抗するしかないと、けんかの訓練を積むがやがて文学に目覚めていくというストーリー。主人公の麒六に山田政直、父・寛六に織本順吉、そして麒六の恋する女・道子に竹下景子が出演する。

あなたの町(6月11日〜6月20日放送)

第1回(6月11日北国朝刊より)
少年ドラマの新シリーズ。高い給料、安い物価、そして親切な人々。この町は、たった一つの事を除けば、まさにパラダイスである。
ストーリーはなんとなくこの町に住みつく事になったケン(大江登)とヒロシ(佐藤輝昭)という二人の若者コンビが、この町のたった一つの欠点である"町から一歩も外に出られない"という不思議なおきてに我慢できず、脱出をはかり、そのつど失敗するという話。
(6月11日中日朝刊)
不思議な町からの脱出記
"町から一歩も外に出られない"という不思議な町に住みついた二人の若者の脱出記。6回シリーズ、中部本部制作。
ケン(大江徹)と、ヒロシ(佐藤輝明)という若者コンビが、まわりを海と川に囲まれ、隣の町に出るには一本の橋だけという町に住みついた。親切な人々が多く、風来坊のような二人にとっては、まさに理想郷のはずである。
ところが、隣の町まで散歩に出かけようとした二人は、町の人の妨害にあい、橋を渡ることができない。二人は思い余って交番に駆け込むが、頑固な巡査(二見忠男)は、彼らの言い分など聞こうとしない。

ロンドン大追跡(6月25日〜7月4日)

第1回(6月25日北国朝刊より)
イギリスの首都ロンドンを舞台にくりひろげる、少年冒険ドラマ。
空家に探検に出かけた3人の少年少女が、そこで立ち聞きした謎の場所、タイラント・キングを求めて、ロンドンの町中を捜索する姿を描いた作品。

つぶやき岩の秘密(7月9日〜7月19日放送)
(この作品のみ第2週は木曜日までの放送になっているが、火曜日に特別番組が入った為である)

第1回(7月9日北国朝刊より)
神奈川県三浦半島の三戸浜海岸を舞台に、主人公の少年が父母の死にまつわる謎を解こうとするうちに次々と奇怪な持事件に巻き込まれる姿を描く。
紫郎(佐藤陽一)は学校が終わると必ず海へ行き、舟でほら穴に入る。同級生の志津子(吉岡いずみ)は、そんな紫郎の様子を担任の小林先生(菊容子)に告げ紫郎がなにか秘密を持っているに違いないと話す。小林先生は紫郎がいつも仲間から離れてポツンとしている事を思い合わせ、心配して紫郎の家を訪ねる。
(7月9日中日朝刊)
次々と奇怪な事件
神奈川県三浦半島の三戸浜海岸を舞台に、主人公の少年が父母の死にまつわる謎を解こうとするうちに次々と奇怪な持事件に巻き込まれていく。原作・新田次郎、脚本・鎌田敏夫。放送は6回。
紫郎(佐藤陽一)は、学校終わると必ず海へ行き、舟でほら穴に入る。「あそこに行って岩に耳をつけると、お母さんの泣き声が聞こえるんだ」という。
紫郎が2歳の時、両親は海難事故で亡くなった。その事故については、不思議な事がいろいろあった。遺体は発見されなかったし、他の舟に故意に衝突されたのではないかとうわさした村の信吉は、一ヶ月後に何物かに殺された。

それ行け名探偵(9月3日〜9月12日放送)

9月1日中日朝刊 ひろばより
マンガを地でいくようなドラマ―NHK名古屋制作の「それ行け名探偵」―
身近な場所もふんだんに登場
9月3日からNHKテレビに名古屋制作の少年ドラマ「それ行け名探偵」が登場する。原作は城戸禮作の「探偵令嬢」。絶版となった古い本を25歳の松原敏春が脚色。
奪われた3億円をめぐって怪盗団と対決する3人の迷探偵?マンガを地でいったようなギャグと追いつ追われつの愉快な少年ドラマ。画面がクルクル変わり、爆笑また爆笑だ。まじめぶった連中が出てこない。藤村俊二ふんする探偵事務所の社長はケガで、入院中。
チーフ格の三四郎(沢木順)と早苗(沢まき子)トンペイ(高橋英三郎)の若い3人の探偵たちは頼りない。一方、怪盗ブラック団の一味7人はそろって紺色シャツにマフラー、グレーのズボンのカッコいい"現代怪盗ルック"。だが、デブの団長の女房は、空腹の子供達の為に一生懸命夫にハッパをかける。子供の一人が「おなかがすいたよー」と叫ぶと、おとっつぁん団長は「まてまて、もうすぐ大盛りライスカレーでも親子丼でも食べさせてやっから…」と3億円入りトランクを求めて土を掘る子分達に「早くしろ!」とドラ声をあげる。なんだか所帯じみた強盗団だ。
18日間の長期オールロケで、小牧の周辺や長久手の青少年公園、豊田市の寺など、身近な場所がふんだんに画面に現れるのも話題。デブの怪盗ブラック団長も地元出身の谷山徹次、主題歌の作曲も地元の富田一輝氏。
6回シリーズで1話完結。3回目であわれ怪盗たちは捕われる。さて、次はどんな事件が?
第1回(9月3日北国朝刊より)
今日から始まる6回シリーズの少年ドラマは"迷"探偵物語。
スーパースター探偵事務所の社長・小西拓馬(藤村俊二)は、足を骨折して病院のベッドに横たわっている。おりもおり、世界銀行からの強奪金三億円をめぐって、怪盗ブラック団の一味が団長(谷口徹次)を中心に暗躍しだした。

ぼくがぼくであること(9月17日〜9月26日放送 再放送 翌年8月12日〜8月19日)

第1回(9月17日北国朝刊より)
子供がいればどこの家でもぶつかる親子の考え方のズレを、喜劇ふうタッチで描いたドラマ。
主人公は"立たされ秀一"とあだ名される、いたずらで成績の悪い六年生の平田秀一(有馬義人)。ふとしたことから家出するハメになった彼が、自分自身を改めて見つめなおす姿を追っている。
(9月17日中日朝刊)
家出したいたずら少年
親子の考え方のずれを、家出少年を主人公に取り上げ、喜劇風なタッチで描いた6回シリーズ。原作・山中亘。
主人公は"立たされ秀一"とあだ名される、いたずらで成績の悪い六年生。家出するハメになった彼が、ひと夏、都会とはまったく違う田舎で生活する事により、それまで自分のいた世界と自分自身を改めて見つめなおす姿を追っている。主役・秀一を演じる有馬義人は東京都文京区立6中の1年生で東京放送児童劇団所属。
(第1回)秀一(有馬)は、兄弟4人の中で1番成績が悪い。答案用紙を破って捨てたのを妹に見つかり、家族揃っての"裁判"が開かれる……。ほかに根岸明美、高木均ら出演。

海のセバスチャン(10月1日〜10月24日放送)

第1回 船員を夢見る少年(10月1日中日朝刊)
フランスの港町を舞台にした12回連続の海外ドラマ。明るく純真な少年セバスチャン(メーディ)が、伯父マレシャル(シャルル・バネル)船長の過去や、遭難をめぐる町の人々の対立にふれて、世の中の複雑さを習い覚えながら、一人前の少年船員に育つまでの物語。

しろばんば(11月5日〜11月21日放送)

第1回 祖母に育てられる少年(11月5日中日朝刊)
大正初期の伊豆を舞台に、祖母に預けられた主人公・洪作が多感な小学生から中学生へと成長していく姿を描いた、井上靖の自叙伝的小説をテレビドラマ化。9回シリーズ。洪作役を小学生時代を佐藤宏之、中学生時代を佐藤春通が演じる。
今週(7日まで3回)は、洪作を巡る人々の関係と、洪作と美しいさき子先生(梶三和子)の出会い、それに洪作が豊橋の両親のもとに引き取られそうになる。

マッティと大チャン(11月26日〜12月12日放送)

11月24日中日朝刊 ひろばより
思春期の少年と少女の恋物語―NHKテレビ中部本部が制作―

中学1年といえば思春期の初期。まだ子供っぽさを残しながらも異性を意識し始める。NHK中部本部は、この年頃の幼い恋の物語をつづった佐藤愛子の作品をテレビドラマ化、26日から少年ドラマシリーズ「マッティと大ちゃん」として全国放送する。放送回数は9回。
マッティこと町子と大ちゃんこと大吾は、小さい時からの遊び友達。ところが中学生になったとたん二人の中がうまくいかなくなる。しかも大ちゃんが、母親の病気で休んでいる同級生の女性とに勉強を教えに言っていると知り、マッティの心にはムラムラとしっと心がわきあがる…。ここから二人の心の成長を描くドラマに入っていく。
主役マッティに選ばれたのは名古屋の南山高校2年生の光崎玲子。スタッフが明るくおきゃんなマッティにぴったりな素人を――と、地元の高校演劇部を捜し歩いて発掘した個性的で表情豊かな新人だ。大ちゃん役は名古屋放送児童劇団の羽藤誠容(はとうまさひろ)。
撮影は、学業にさしさわりのないように9月から隔週の土、日曜に行ってきたが、遠足シーンは愛知県下足助町の香嵐渓にロケ。マッティが川でおぼれるシーンでは、ゴムのウエット・スーツを制服の下に着こんでの収録だったが、カンのよさにスタッフ一同が感心。
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