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昭和46年(1971年)

わんぱく天使(わんぱく天使は少年ドラマシリーズでは無いのですが、見逃してください)

第1回(10月5日(火)放送 10月5日北国朝刊より)
現代アメリカの児童文学者ベバリー・クリアリィの「ゆかいなヘンリーくん」を翻訳脚色した連続ドラマ。名古屋の新興住宅地に住む純平(小早川佳樹)は、家庭用品の会社に勤める父(山本耕一)と、母(姫ゆり子)の愛情に包まれすくすくと育っている小学四年生。
その純平が町の水泳教室からの帰り道で、見るからにやせ細った1匹の迷い犬に出会った。

昭和46年秋〜47年春 午後6時のNHKの番組表

00こどもニュース 05ネコジャラ市の11人 20エンデバー号の探検
45今日の番組から 50天気予報

00こどもニュース 05ネコジャラ市の11人 20わんぱく天使
45今日の番組から 50天気予報

00こどもニュース 05ネコジャラ市の11人 20チャンスだピンチだ
45今日の番組から 50天気予報

00こどもニュース 05ネコジャラ市の11人 20四つの目
45今日の番組から 50天気予報

00こどもニュース 05ネコジャラ市の11人 20歌は友達
45今日の番組から 50天気予報

00こどもニュース 05不知火の小太郎 35NHKハイライト 49番組 54天気

00こどもニュース 05少年映画劇場 にげろやにげろや大レース ぼくらのナニー
49番組 54天気

昭和47年(1972年)

タイム・トラベラー(1月1日〜2月5日 第1回のみ6時20分〜50分 その他の回6時05分〜35分放送)
(再放送 7月23日(日)〜7月28日(土))

第1回 ラベンダーの謎(1月1日放送 1月1日毎日朝刊より)
新番組、今日から始まる少年ドラマシリーズの第1回。正体不明の男子生徒が作った液のにおいをかいで以来、過去や未来に飛べると言う超能力を持つようになった少女が、その男子生徒の謎を追いながら巻き起す事件を描いたSFふうサスペンスドラマ。原作は筒井康隆、演出は佐藤和哉。
第2回 ケン・ソゴルの謎(1月8日放送 1月8日北国朝刊より)
芳山和子(島田淳子)は不思議なにおいをかいで以来、タイム・トラベラーとしての能力を持つようになった。その原因は、どうやら同級生の深町君(木下清)にあるようだ。深町君はいつ、どうしてわれわれの仲間に入ったのか、どうしても和子は思い出せない。和子に起こった変化を心配した福島先生(浜田晃)は和子を大学病院へつれて行き精神科の診察を受けさせようとする。このままでは気違いにされてしまう。和子は病院を抜け出した。
第3回 テレパシーの謎(7月25日再放送時 7月25日北国朝刊より)
人影の無い深夜の町かど、和子(島田淳子)は家のすぐ近くでパジャマ姿のまま立っている。
電光表示式の時計が1時35分を示した時、鋭い急ブレーキの音−近所の木下さんのおじさん(及川広夫)が横たわっていた。
第5回 タイムルールの謎(7月27日再放送時 7月27日北国朝刊より)
タイム・トラベラーの超能力を持つ芳山和子(島田淳子)は北海道から未来人ケン・ソゴル(木下清)を連れ戻す。それから数日後、和子は3月25日予定の福島先生(浜田晃)と山形先生(榊原史子)の結婚式にタイムリープした。しかし山形先生は、旅行先の交通事故が原因で目が見えない様子…。
最終回 タイムエネルギーの謎(2月5日放送 2月5日北国朝刊より)
和子(島田淳子)がタイムトラベルをして経験したり、乗っていたバスが転覆して山形先生は両目が失明してしまった。
その昼過ぎ待望のケン(木下清)の薬が完成した。ところがケンがちょっと部屋から出た隙に掃除のおばさんが薬の入ったフラスコを割ってしまった。薬のにおいをかいだおばさんは、死んだ娘がいるという「27年前の日本」へタイムトラベルしたらしい。
最終回 タイムエネルギーの謎(7月28日再放送時 7月28日北国朝刊より)
ケンソゴルは700年後の未来から現代へとタイムリープした科学者だった!
大学病院の望月博士の研究室。ケン・ソゴル(木下清)の話を、芳山和子(島田淳子)、望月博士(若林彰)、細川教授、それにカメラマンや記者達がかたずを飲んで聞いていた。
ケン・ソゴルは700年後の世界の未来人だ。タイムトラベラーの超能力を刺激する薬品の合成に成功し、それで現在に来たが、帰りに使う分を忘れてしまったらしい。

満員御礼(2月12日〜3月25日放送)

第1回 2+9(2月12日北国朝刊より)
"少年ドラマシリーズ"第2作として今日から7回にわたって放送する。
東京近郊の町に住む、貧しいが明るく生きる子だくさんの写真家一家と、町の人々とのつながりを通して、家族関係のあり方、人間の善意などを描き出す。
福田写真館は、福一郎夫婦(桂小金治・中北千枝子)に、長女しげ子(服部妙子)以下9人の子供という大家族。ドラマはこの一家と、近くに住む弟の瀬戸物屋・金次郎夫婦や、町の人々の姿をからめながらユーモアにあふれて展開する。
第2回 ちびに気をつけろ!(2月19日北国朝刊より)
ある風の強い夜、9人の子供達がほとんどふとんに入った頃、突然川向こうの町で火事が起きた。火元は、父福一郎(桂小金治)の友人、中村文三(前沢達雄)の家の隣の製材所。
血気盛んな二男の謙二(柴崎敬)はカメラを持って飛び出して行ったが、末っ子の五郎(土屋和彦)がその後を追って行ったのには、誰も気付かなかった。
現場近くの川の土手で、さっそくシャッターを切ろうとした謙二は、文三の娘で同級生だった愛子(中川三穂子)が家財道具を運び出してくるのを見つける。

ミルナの座敷(4月1日〜4月29日放送)

第1回(4月1日北国朝刊より)
今日から始まる児童向けの推理ドラマ。須知徳平の原作を、川越九越が5回シリーズに脚色。
英彦(山本善朗)と夏子(石崎恵美子)の兄弟は、春休みを利用して田舎のおじさん(橋本康吉)の家へ遊びに出かけた。おじさんの住む館屋敷の奥庭には、ミルナの座敷と呼ばれる離れがあり、昔から決められた日以外は入ることが出来なかった。
英彦たちが来た翌日、ミルナの座敷が開けられたが、そこに祭ってあった金の赤ん坊のお地蔵さんが、煙のように消えてしまっていた…。

とべたら本こ(5月6日〜5月27日放送)

第1回(5月6日北国朝刊より)
きょうから4回シリーズで放送。児童文学の異色作の一つと言われる山中恒の同名の小説を、山田正弘が脚色したもので、逆境に置かれた一人の少年が勇敢に家庭を飛び出し、変な老婆に田舎に連れて行かれるなど、数々の冒険を重ねた末、新しい家庭の子供として迎えられるまでをいきいきと描くもの。
出演は有馬義人、矢野宣、富士真奈美、丸山持久ら。

悲しみは海の色(6月3日〜6月24日放送)

第1回「多感な少年少女を描く」(6月3日北国朝刊より
青森県から都会の中学へ転校してきた女生徒嫌いの男子中学生と、そういう彼に興味を持って接近した女子中学生の間に芽生えた初恋を軸に、多感な少年少女の姿を生き生きと描く。
夏休みも終わり、江南中学の新学期の朝、三年生の桐林芙美(飯島洋子)と仲良しの野村ちか子(小川悦子)が久しぶりの再開を喜び合っている。そこへ担任の塚田先生(西沢利明)が中川和也(角田敏)という転校生を連れてきた。芙美は一目見るなり、今年の春休み青森で会った少年だと言う事に気がつく。

怪人オヨヨ(7月1日〜7月29日放送)

第1回(7月1日北国朝刊より)
今日から5回シリーズで放送する奇想天外なユーモア活劇。
「怪人オヨヨ」を執筆中の放送作家・大沢和彦(峯恵研)のところへ、スイスの友人から来た何の変哲も無い手紙を、なんと創作上の人物・オヨヨが狙い始めた。
第1回は、それを断った和彦がオヨヨに誘拐されたため、娘・ルミ子(星野みどり)らが助けに地下秘密基地に忍び込むまでの物語。オヨヨにふんした鈴木利秋(テアトル・エコー)がストッキングで覆面して、最後まで素顔を見せず、また他の番組の収録スタジオに、出演者一同が飛び込んだりという、機知とユーモアに富んだ愉快なドラマである。
第2回(7月8日北国朝刊より)
怪人オヨヨに誘拐された放送作家・大沢和彦(峯恵研)を助けようと地下秘密基地に忍び込んだ、娘ルミ子(星野みどり)と、友達のジュン(鹿島信博)、鬼面警部(梶哲也)の3人は、たちまち捕らえられて同じ牢屋に入れられてしまった。
オヨヨの狙いの謎の手紙は、和彦が腹巻の中に隠しているのだが、渡すまいとする四人の抵抗も、オヨヨがルミ子を拷問にかけるとおどすにおよんで、ついに和彦は全員の自由と引き換えに手紙を渡す事を承知する。
第3回(7月15日北国朝刊より)
父・和彦(峯恵研)が謎の手紙をオヨヨに渡してしまったと思いこんだルミ子(星野みどり)は、それを取り返そうと友達のジュン(加島信博)と一緒にふたたび地下秘密基地に潜入した。
しかしたちまち捕らえられ、オヨヨの部下・ローレライ(江藤久里子)の尋問を受け、ルミ子は初めて父がニセモノの手紙をオヨヨにつかませたことを知った。

少年オルフェ(9月2日〜9月23日放送)

第1回(9月2日北国朝刊より)
今日から4回シリーズで美しい兄弟愛を描いたファンタスティックな冒険ドラマ「少年オルフェ」を放送する。死の世界に退屈しきった死神の若者(柴崎敏)が、地球の少女ふう子(和田麻里)を死の世界に連れて行ってしまった。兄の進(長田伸二)は何とかして妹を取り戻そうと、死の星へ向かって出発する。原作・米沢帝男、脚本・横田弘行、演出・黛叶。
第2回(9月9日北国朝刊より)
やっとの思いでたどり着いた"さばき星"だったが、そこのボス(大木正司)は「生きている人間を入れるわけにはいかない。どうしても妹に会いたければ死ぬしかない」と冷たい態度。
死んでは大変と進(長田伸二)は逃げ出したが、それもつかの間、出口の無い部屋に閉じ込められて途方にくれたが、この時この"さばき星"に進を連れてきたロケットの女性(谺のぶ子)が地球に帰るロケットが出るから乗せてあげると親切に声をかけてくれた。
第3回(9月16日放送 9月15日北国朝刊より)
気味の悪い死の世界から無事に妹(和田麻里)を見つけ出したら二人とも地球に返してやろう、と言うボス(大木正司)の言葉に意を決した進(長田伸二)は出発した。と、前方の暗闇から光る二つの目が近寄ってくる。その目をめがけて板切れを振り下ろした進の前に、進むが助けたピエロ(大木正司)が痛そうに顔をしかめて座り込んでいた。
しかしピエロは進に妹さがしの協力を約束してくれたのだ。気味の悪い夜もふけ、二人旅になったので進は勇気百倍。
最終回(9月23日北国朝刊より)
妹・ふう子(和田麻里)を死の世界から連れ戻そうとする進(長田伸二)にユートピア博士(大木正司)はサボテン国のメモリー草を探せと言う。
サボテン国の女王(里見京子)は、決闘場に二人を誘い入れ、騎士との戦いを挑ませる。おびえる博士。しかし進は妹を助けたい一心で、勇敢に立ち向かって行く。「博士、もしメモリー草が博士の手に渡ったら、妹だけでも地球にかえしてね」と言い残して…。
やっとの思いでメモリー草を手にしたかのように見えたが、妹の記憶を呼び返し、死の世界から救ったのはメモリー草では無かった…。

どっちがどっち(9月30日〜10月28日放送)

10月9日北国朝刊てれびアイより
ふたごの姉妹がふたご役で出演
NHKテレビ土曜夜の少年ドラマシリーズ「どっちがどっち」。一卵性双生児の姉妹役で出演しているのが、これも一卵性双生児の松下隆子・晶子である。このドラマは双生児のカラを打ち破ろうとした姉妹が、一人は私立のミッション・スクールへ、もう一人は公立の中学校へ通う。その事を級友たちに内緒にしているために、愉快な騒ぎが持ちあがるといった物語。
松下姉妹は現在愛知県安城市立北中学校の一年に在学中。四歳の頃から名古屋のななし座児童劇団に入っており、二人揃って主役を演じるのは今回が初めて。昭和35年1月8日愛知県生まれ。
第3回 逆立ちはお好き?(10月14日北国朝刊より
公立中学に通っている妹・冬子(松下晶子)の級友ガイちゃんのお父さんが交通事故死した為、残された一家は生活に困り、九州の親せきに身を寄せる事になった。
しかし、百万円あればさしあたって東京で生活する事ができるという。冬子らがあんみつ屋「紅葉」で金の工面を考えていると、店のテレビで珍芸奇芸コンクールを放送していた。
優勝すれば百万円の賞金が貰えるとあって、逆立ちが得意な冬子が逆立ちしたまま、ソフトクリーム7個食べられるという事で、コンクールへの出場が決まった。
第4回 初恋は淡きかなしき(10月21日北国朝刊より
公立東中学三年生の冬子(松下晶子)ら女生徒にとって、同校先輩の高校テニス界のホープ・純也(岡本文夫)は、憧れの的だった。その純也が久しぶりに母校に現れたとあって、冬子らが心を騒がせた直後、彼女はクラスメートのテツワン(山田政直)からラブレターの代筆を頼まれ、自分も女の子なのに、とちょっとショックを受ける。
彼の意中の人は年上の聖プリンセス女子学院高校二年生・坂井弘子(石井二三子)なのだが、恥ずかしくてどうしても冬子にそれを言えない。
最終回 年頃だもン(10月28日北国朝刊より)
光太郎(庄司永健)の会社の大事な取引先、ムーン商会の日本支社長・ミスター・ホワイト(トム・スティート)が、一度日本でお見合いをしたいと言い出した。光太郎はその場所として自宅を提供することにしたが、かんじんの見合いの相手が見つからない。せっぱつまって、お手伝いのキヨ(池田和歌子)を説得、彼女のOKを得たが、妻・ツネ子(加藤みどり)が、接待役におしとやかな姉・夏子(松下隆子)を選び、妹・冬子(松下晶子)を台所の手伝いにしてしまった事から、冬子は頭に来る。

続タイム・トラベラー(11月4日〜12月2日放送)
(再放送 昭和48年3月25日(日)〜3月29日(木))

第1回 呼ぶ声の秘密(11月4日北国朝刊より)
今年の1月1日から放送した「タイム・トラベラー」の続編で、超能力を身につけ過去、未来と自由に時間を駆ける事ができるようになった少女の不思議な物語。
中学生の和子(島田淳子)は、教室で授業中、自分を呼ぶ声にはっとした。他の友達は誰も気がつかず黒板を見ている。また呼ぶ声、思わず返事をしてしまった和子は、友達にさんざんからかわれた。それは幻聴だと…。しかし和子は勇気をふるって、声のする教室の外へ出て行った。
最終回 さまようインド人の秘密(12月2日北国朝刊より)
エネルギースクリーン装置という地球を破滅に導くかもしれない機械を持つ未来人に、言いようの無い憤りを感じて和子はケン(木下清)をなじるが、ケンは、二十世紀の人間が考え出した原子爆弾をはじめとする数々の恐ろしい武器は、それ以来消える事が無かったのだと逆に二十世紀の人間である和子に反論する。そこへ突然聞こえたかわいい歌声は、ひろみという女の子とその母親の二人。聞けば、ひろみは「インド人を見た」と変な事を言って、母親を困らせているらしい。

わんぱく天使

9月12日放送分(9月12日北国朝刊より)
純平(小早川佳樹)のおとうさん(山本耕一)が、突然海外駐在員としてサンパウロへ行く事になった。わずか半年で日本に帰ってくるのだが、会社ではおかあさん(姫ゆり子)の語学力をかって、ぜひ家族揃って赴任して欲しいと言う。憧れの海外生活に、おかあさんも純平も大喜びだが、良く考えると純平の学校をどうするかという問題が残った。
学校ということになれば、なれない外国に行くよりも日本に残ったほうが良い。といっても純平一人を残す事も出来ないから、お母さんも日本に残る事になる。
9月26日放送分(9月26日北国朝刊より)
両親(山本耕一・姫ゆり子)がブラジルへたつ日が近づいてきた。今の純平(小早川佳樹)は両親に贈る記念品に頭を悩ますだけである。
純平を預かってくれる進くん(小野道之)のおかあさん(伊藤友乃)も、ちょっと変わっているがいい人だと思う。
11月7日放送分(11月7日北国朝刊より)
牧田のおばさん(伊藤友乃)が始めた貸し本喫茶"かっぱ堂"は開店一ヶ月にして早くも大赤字。ところがアバラーを連れて公園を散歩していた純平(小早川佳樹)が"かっぱ堂"のピンチを救う大手柄を立てた。ベンチに腰掛けて貸し本を読んでいた紡績のお姉さんと知り合いになったのである。

昭和47年春〜48年春 午後6時のNHKの番組表

00こどもニュース 05ネコジャラ市の11人 20歌はともだち
45今日の番組から 50天気予報

00こどもニュース 05ネコジャラ市の11人 20わんぱく天使
45今日の番組から 50天気予報

00こどもニュース 05ネコジャラ市の11人 20あなたに挑戦
45今日の番組から 50天気予報

00こどもニュース 05ネコジャラ市の11人 20レンズはさぐる
45今日の番組から 50天気予報

00こどもニュース 05ネコジャラ市の11人 20あなたのスタジオ
45今日の番組から 50天気予報

00こどもニュース 05少年ドラマシリーズ 35NHKハイライト
49番組 54天気

00こどもニュース 05ドリトル先生航海記(6月よりくまくんトリオ大脱走 1月より寒い国の動物たち)25エンデバー号の探検(10月よりサーカス・ポリー)
49番組 54天気

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